「お金持ちの教科書」を読んで、貯金したまま亡くなる理由が分かった。
図解 お金持ちの教科書。
もうすぐ、ある人に差し上げようと思っているので、手を離れる前に感想文をかいておきます。
まず、この本でのお金持ちの定義は働かなくても生活ができる事を上げています。
ミニマリスト界隈での、働かなくても生活が出来る=ブログ飯 +ミニマルライフ
という計算式が一般的なのですが、この本では資産運用でお金持ちになる考え方が書かれています。
資産1億円あれば、利回り3.5%で働かずして350万円/年の普通の生活が送れるのです。
よくお年寄りの方が、貯金を持ったまま亡くなるという話を聞く度に「あの世へは、お金は持っていけないんだから、使ってしまえば良かったのに」と思っていましたが、その1億円は使うお金ではなく、運用の為のお金だと初めて知りました。だから、お金を持ったまま亡くなるんですね。
大きくまとめると、お金持ちになるには、多少のリスクをとらないといけないし、みんなと同じ行動をしていては、お金持ちになれないという事が書いてありました。
お金持ちよりもハードルが低い小金持ちになる為の4箇条をメモっておきます。
①共働きで収入を大幅に増やす。
「家事をやらない」という選択肢を真剣に検討する。多少の犠牲を厭わずに何かに集中するという体験をすると、これまでの生活がいかに惰性に支配されてきたかがわかるようになる。
②小金持ちを目指すなら車は買うな
③小金持ちを目指すなら新築住宅は買うな
④サイドビジネスで収入を増やす
夜勤や休日のアルバイト
オークションサイトやECサイト
ブログで月10万稼ぐ
クラウドソーシングを使って技能を生かす
この本を読んで、私もお金持ちになりたい!!と強く思う事は、ありませんでしたが、お金持ちの合理的な考え方に、一流ミニマリスト(?)の方々と重なる部分もあり、非常に面白かったです。