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リラクゼーションサロン 月と樹 – 足と骨盤底筋ケアでホルモンを活性化

誰かがピンチの時に体を張れる人は好きだと思ったある日の夜。

その夜は布団をかけずに寝ていたせいか、扇風機の風が直に体を冷やしており、夜中に目が覚めてしまいました。

 

時間を確認する為に、スマホを見たら午前2時57分。そして1通のLINEが。

 

「店の鍵が無くて閉められない為、店に泊まり込みでいます。朝、メールに気付いたら鍵を持ってきて下さい。」と。

 

店の遅番スタッフからです。たまたま鍵を預かっていた私は「すぐに行きます」とLINEを返し、慌てて着替えて自転車に乗り、午前3時過ぎに店に到着しました。(私の家は職場の近所です)

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(写真は、東京で撮った夜景です )

自分が犠牲になる事

店に着いたら、LINEをくれた女性スタッフの車が店の前に1台ポツンと停めてありました。

本当は鍵を置いていくはずのスタッフが置いていくのを忘れて持ち帰ってしまったので、閉められなくなった事、他の遅番スタッフは5人くらいいたのですが、家族がいるので1人暮らしの自分が朝まで残るから、みんなを帰した事などを話してくれました。

(私の店は10時~深夜2時半まで営業している為に、早番と遅番と別れて働いています)

彼女は私より少し年上で、人の好き嫌いが激しく、正直な所、彼女の事を苦手だと思ってるスタッフもかなり沢山いますし、彼女が嫌で仕事を辞めたスタッフも実は過去には沢山いました。

 

それでも、店長でもないけど自分が犠牲になって他のスタッフを助けるような姉御肌的な所が確かに彼女にはあり、その最後の1線が私はけっこう好きだったりします。

 

本当に困った時に助けてくれる人

耳障りの良い優しい言葉を普段かけてくれる人でも、いざという時に助けてくれるかは分からないし、むしろいつも厳しくしてくる人の方がいざという時は助けてくれる事はよくある話なんですよね。

 

勿論、物事には優先順位があるので、「意味のない優しさを振りまいておいて、私ってずいぶん冷たい人間だな~」と思う事がけっこうあるのですが、彼女から来たLINEを気付かない振りをせずに、夜中に鍵を持って行く事の出来た自分を少しだけ褒めておきました(*^-^*)

仕事仲間や、自分の大切な人が困っていたら、助けられたら助けてあげる、助けられなくても一緒に悩んだり考えてあげる、そんな心の余裕を持ちたいと思いました。

きっとそんな時に、人間性が出るんですよね。

 

 

店の鍵を閉めて彼女からお礼を言われ、家に帰ったのが深夜3時30分そして、6時半に起きてその日は仕事に行きました。