【人生】負け犬の真意とは?他人評価よりも、自分の好きな様にいきたい。
今年の流行語大賞は「神ってる」に決まりましたね!!
私生活で使っている人を知りませんが、私も使う機会があれば、ここぞとばかりに使ってみようと目論んでおりますw
負け犬の遠吠えというエッセイを知っていますか?
過去の流行語をいろいろ見ていて、今から12年前の流行語に「負け犬」という言葉がトップテン入りしたのを思い出しました。
酒井順子さんのベストセラーエッセイからのノミネートです。
この本を実際に読んだことがない当時20代だった私は、30歳までに結婚しないと「負け犬」なんて呼ばれるんだ、と思ったのは事実で、私が結婚したのが29歳というギリギリ20代だったのも、少なからずこの「負け犬」という言葉が頭にあったのだと思います。
世間一般の人の間では、30歳以上、未婚、子なしの3条件が揃うと「負け犬」のレッテルが張られれてしまうという事で、「負け犬」という言葉はネガティブワードとして広まっていましたし、私もそう信じていました。
負け犬の遠吠えの本当の意味
未だにこの本は読んでいないし、読むつもりもありませんが、負け犬の遠吠えの真意は別のところにあるという事を最近知りました。
本来は、未婚女性が自らを幸せだというと世間の反感をかう事を配慮し、「どんなに美人で仕事ができても、30代以上・未婚・子なしの3条件が揃った女は負け犬」だと甘んじてレッテルを貼られておいたほうが世間とうまくやっていける、と未婚女性の処世術を説いたものだったという事です。
そう言えば、結婚前の話ですが、結婚して二児の男の子を育てている友達の家に行った時に
「独身だと、自分の給料でやりたい放題でいいな~。」と言われた事があります。
そんな時に「うん、自由で良いよ。」という訳にもいかず、曖昧に笑って過ごしたのですが、こんな時に「負け犬」という言葉一つで丸く場を収めるんだな~と今になって思います。
女性は女性に厳しいと言いますが、「女性は自分と立場の違う女性に厳しい」が正しいような気がしますね。
他者の意見に人生を振り回されない
結婚したら、「結婚しないの?」という呪縛からは逃れられますが、今度は「子供は?」に始まり、1人産んだら「2人目は?」2人目が出来たら「マイホームは?」なんて。
多分どんな人生を送っている人も外野から何かしらの圧力を受けながら、暮らしているのかもしれないなぁ、なんて最近は思っています。
そんな事よりも、自分の好きな様に生きた方が良いという事にようやく気付きつつあります。
酒井順子さんが、今年のはじめに「子の無い人生」という本を出したようですが。
読んでいませんが、結婚しているかしていないかよりも、子供がいるかいないかの方が人生を大きく左右するというものらしいですね。
負け犬という言葉が嫌で29歳で結婚した私ですが、子供はいないので、どちらかといけば結局「負け犬」寄りなのです。
もう負けようが、勝とうがどうでも良いのだけれども(笑)