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『所有から共有へ』ゲストハウスイベント参加レポ

2月15日に名古屋市にあるゲストハウスMADOにて、「ゲストハウスガイド100」著者の前田有佳利さん(だりさん)&ミニマリストの佐々木さんのトークイベントが開かれました。

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ゲストハウスに興味が無い方も、『所有から共有へ』というミニマリストにも絡めたトークイベントだったので、最後まで読んで下さい<(_ _)>

 

そもそもゲストハウスとは??

 

簡単に言うと1泊3000円くらいで泊まれる安い宿です。共同の部屋で旅人同士が寝泊まりして、共有スペースで交流する事も出来ます。

 

会場のゲストハウスMADO

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暖簾に「ありまつ」と書いてあるのは地名です。

 

所有は自己完結 共有は気付きを与える

 

昔の人は物を共有して使っていたのですが、経済が豊かになるにつれて、人々は物を一人で所有するようになってきました。

 

けれども、所有するが故に、他者との繋がりが薄くなっているのも事実。

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丁度、このイベントの直前に、ブログ仲間のサンドニさんと銭湯に行ったんですよ。

愛知県有松 ゲストハウスMADOと山田温泉 - ぎふかいろ

 

銭湯には10人弱くらいの人がいたのにも関わらず、備え付けのシャンプーとボディーソープは1本のみ。

 

常連のおばあちゃんが、1本しかないから、使い終わったらちゃんと元の場所に置くようにとルールを教えてくれました。

 

ああ、こういう事だな~と。家にお風呂がない時代は、銭湯へ来て社会の礼儀を学んだり。

 

お風呂を各家庭が所有している現代は、こうして近所のおばあちゃんに学ぶ機会が少ないのかもしれないですね。

 

共有は面倒だから所有したい、と私も思っていましたが、所有によって失くした事もあるという事に気付きました。

 

佐々木さんは「自分がモノが少ないのは、共有しているお蔭。だから、ミニマリストって自慢じゃない。謙虚な気持ちを持ってます。」と如何にも佐々木さんらしい(?)事を言っていました。

 

コミュニティを複数持つ事

 

ブログを始める2年前の私が所属していたコミュニティといえば、家族(旦那)と職場だけ。

 

家事をして、海外ドラマを観て過ごすのが定番だったのですが、ここ2年くらいでガラッと変わりました。

ブログを通じて知り合った人達と旅をしたり、その旅も知らない人が加わったり!!

 

ゆるい繋がりが増えたというか、一期一会の出会いを楽しめるようになりました。

 

そうする事によって、1つの閉鎖的なコミュニティで行き詰まっても「まぁ、いいや。」と思えるようになってくるんですよね。

 

だりさんは「コミュニティを複数持つ事で、もう一つのコミュニティに風を吹かせる事が出来る」と言っていました。

 

その短期バージョンがゲストハウスに泊まる事だと。

 

所有と共有のバランス

 

今の時代は所有が過多になり、共有の場を求めている人が多くなってきました。

一昔前は、醤油を隣から借りる時代だったのですが、私も含めて隣の人と1年に数回しか挨拶を交わさない。

 

そんな生活も楽だけど気付きが足りない。

 

「自分が何者か」なんて、自己啓発本を読みまくるよりも、やっぱり外に出ていろんな人に会う事で気付くものだと最近は思っています。

 

それが家族と職場以外にも、SNSを通じてのオフ会であったり、近所の銭湯でも、八百屋さんとの会話でも。共有が多いほどに広がっていく。

 

ゲストハウスで泊まる事は、その一つなんですよね。

 

次の日に「有松絞り」というイベントで、各自染物を作りました。

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綺麗でしょ??

 

所有が多すぎても閉鎖的になるし、かと言って共有ばかりでも不便だし。

 

一度ゲストハウスに泊まってみて、自分の中の所有と共有のバランスを計ってみるのも面白いかもしれませんよ。