保険屋は友達をなくすと言われる真意
少し前に、学生時代の友人であるA子から連絡がありました。
A子からの着信をみて、嫌な予感はしましたが、案の定
「保険の仕事を始めたから、入って欲しい。」というものでした。
「弟の銀行で扱ってる保険に入ってるから。」と断り、苦々しい思いで電話を切りました。
そして、保険屋になると友達をなくすと就職活動の時に誰かが言っていたのを思い出したのです。
・目次
久しぶりの連絡が保険の勧誘
もし、とてもお世話になっていたり、すごく仲の良い友達が保険を勧めてきたら、もしかしたら内容によっては契約する事も有り得ます。
私は、結構、義理人情を重んじるタイプの人間なんですよ(笑)
でも、A子なんて5年くらい会っていないし、年賀状のやりとりだけ。
きっと初めは身内から攻めて、次に友達を攻めるのが勧誘の方法なのかもしれませんが、あまり良い気はしないですよね。自分が
コマの1つにされた気分。棒グラフの1つでしょ。
営業の仕方が自己中過ぎる
「友達だから保険に入って」というような雑な営業スタイルは自己中。だったら、その保険に入るメリットを教えて欲しい。
例えば「この保険に入るとミキコちゃんにとって凄くお得だよ。」とか「友人割引があるよ。」とか。
まぁこれは、保険に限った話ではなく、例えば自分が料亭屋をやっていたら「すごく美味しい食材が手に入ったから来るといいよ。」とか洋服屋なら「ミキコちゃんに似合いそうな服が入荷したよ。」とか言われたら、「是非行ってみたい」と思うし。
逆に友達にこそ、そう思わせなきゃダメですよね。
勧誘する前に勝負は決まっている
もっと言うと、知り合いに勧められたものって、対象がなんであれ勧められる前から買うか買わないか決まっているんです。
何を買うかよりも、誰から買うかが超重要。私にとってA子は、信用度に欠ける人物だったと言うのが最大の理由。
昔、A子が働いていたエステにA子から誘われてモニターとして行った共通の友人B子が、そこのオーナーに痩身の何十万もするグッズをローンを組んで売りつけられた事があって。
それ以来、私達の仲間の間では「A子は友達を売る女」としての刻印が刻まれてしまったのです。
友達から保険を買うメリット
A子の悪口ばかり散々書きましたが(笑)、友達に勧められた保険を買うメリットも勿論あります。
旦那の自動車保険は、旦那の幼馴染の代理店に頼んでいます。ネットで入る自動車保険よりもやや高めですが、
結婚した時も「奥さんの年齢に合わせて、保険を変えた方が良いよ。」とか、「奥さんの年齢が上がったから、保険は安いのに切り替えられるよ。」とか友人だからこそのアドバイスをしてくれます。
万が一、事故を起こした時も、保険屋に電話するとなると気が重いですが、旦那は気心のしれた幼馴染に電話するだけ。
旦那も「保険の事は、○○に任せておけば安心。」と言っています。
保険に限らず、友人に何かを勧めるというのは、人望が一番の鍵になるようです。
知人に何かを勧めるならば、まずは人間的に信用できるような人になってから勧めて下さい。