旦那の目の手術とあれこれ。
旦那が先日、目の手術をしました。
黄斑円孔という聞きなれない病気です。
簡単に説明すると、網膜の一部に穴があき、物が見えにくくなります。両目がこの病気になることはなく、片目だけらしいです。旦那は左目がかかってしまいました。
旦那は、この病気の事をネットで調べまくり、同じ病気で手術を受けた若い女の子のブログをひたすら読んで希望を繋いでいました。
そのブログは、黄斑円孔の事のみ詳しく書かれているブログだったので、誰かの為に自分の経験をブログに書いて残してくれたんだな~、と感動しました。
私は、本人ではないので詳しくは書けませんが、自分たちの記録として簡単に残しておきます。
8月末日 旦那が「左目がなんかぼやける。」と急に言いだす。
9月7日 近所の眼科に行き検査。大学病院を紹介される。
9月11日 大学病院にて検査。黄斑円孔と診断される。
9月14日 担当医の先生から手術の説明。
「手術後は1週間うつ伏せで過ごすため入院」「3週間は、目に亀裂が入らないように重い物を持ってはいけない。そのため、休職した方がよい。」という話。
9月27日 入院
9月28日 手術 術後からうつ伏せ生活開始
10月4日 退院
10月9日(本日) 通院にて円孔が塞がっている写真を確認。ホッとする。
手術後、1週間のうつ伏せ生活がかなりきつそうでした。
私は、手術の日から5日間連続で、面会時間の間はほぼ一緒にいて、旦那の気が紛れるように、背中をさすったり、足を揉んだりしました。
うつ伏せなので、テレビも観れないし、夜も熟睡出来なかったらしいですが、精神力だけで良く耐えたと思います。
私も、夜はブログを書いたりして、気を紛らわしていましたが、病室で1人でうつ伏せで耐えている旦那を思うとなんともいたたまれない気持ちになり、早く朝が来て面会時間になって欲しいと1週間思っていました。
うつ伏せでいると、マイナス思考になるようで、「俺が失明したら、俺の事捨てる?」とか意味の分からない質問をしてきたりしましたw
実際、失明する病気ではないのですが、もし失明したら、余計に一緒にいたいと思うし、愛しさは増すでしょう。
ミスチルのeverything(It'syou)という曲が浮かびました。
僕が落ちぶれたら 迷わず古い荷物を捨て 君は新しいドアを開けて進めばいいんだよ
もし落ちぶれて捨てる事があったならば、自分がいると余計相手が駄目になるか、もともと愛情がなかったんだろうなと思います。
今は、うつ伏せから解放され「若い看護師さんに、頭を洗ってもらってオジサン気持ち良かったよ~。」と笑って話せるくらいに回復しました(笑)
左目は、手術をしたからすぐに綺麗に見えるようになるわけではなく、半年から1年くらいかけて徐々に視力が回復するそうで、今現在も左目は白く濁った世界で見えているようです。
はやく、元通りに目が見えることを祈りつつ・・・。
以上、長々と読んでいただき有難うございました。